ペウラ生地店

2022/07/01 15:52

先日「鹿の子、木の子、豆の子」という生地をリリース致しました。


この生地は夏用の服地を目指して作りました。
さらりとして吸湿性もある物を作りたく、素材は綿麻と綿の組み合わせです。
柄は検討を重ね、落ち着いた小紋柄になるよう工夫しました。
ドビー装置の付いたレピア織機という機械で織った織物です。
この機械の良さは小紋柄を織るのに最適で、また糸の種類を選ばない所です。
今回は綿麻をチョイスしましたが、なんでもござれの織機です。
とは言え普段綿織物主体で織っている機屋さんなので麻混は少しとまどってましたが、すぐに慣れて上手に織って下さいました。
長年のスキルの蓄積がなせる技を見た瞬間です。

ペウラ生地店は機屋さんと共に歩んでおります。
化学的な後加工ではなく生地が本来持つ柔らかさや硬さを追求し、
出来る限りエシカルな商品作りを目指しております。
またプリントでは表現できない凹凸感を持った織柄をお届けできたらと日々奮闘中です。
機屋さんの技術と素材の良さを引き出せたらとの思いで生地作りに向き合っていきます。