こちらはペウラガーゼのヨコ糸を色糸と白糸の組み合わせでボーダーにしたものです。

ボーダーのピッチは約8mmで、太すぎず細すぎないオーソドックスな巾にしました。

ボーダーと言うとどうしてもカジュアルな印象ですが、元々の糸が超長綿を使っている為深い光沢があるのと、白い部分は生成りに近い白色にして、落ち着いた雰囲気を目指しました。

上の写真は「しましまペウラガーゼ」を表から接写したものです。

2重ガーゼは、下の生地との接結点がどうしても気になるのですが、ボーダーでも全く気になりません。

これは機屋さんが糸の張力を工夫して見えなくしているからです。本当に素晴らしい技術です。

こういった技術の積み重ねが、上品な雰囲気を醸し出していると思います。

今回は6色の色展開で織りました。どの色も今の季節にぴったりです。